まんがどうして物語の部屋
●放映期間:昭和59(1984)年 4月7日 〜昭和61(1986)年 3月29日
サブタイトル | 全100回のサブタイトルです。1年分を1ページとしました。 スタッフ・視聴率も掲載。 |
主題歌 | OP・EDに使用された全4曲のレコード・CDを紹介します。 AKIさんの音楽解説も。 |
OP・ED画像 | オープニング、エンディングの画像を紹介します。 モグベエの思い入れも。 |
呪文とワープシーン | コマ送り画像でお楽しみください。 |
新番組予告 | 本放送当時のものを見つけ次第、アップします。 |
お宝画像 | 珍しいものを見つけ次第、アップします。 |
● 内 容 ● |
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私の記憶ですが、「まんがはじめて物語」終盤のころ「アニメージュ」に永井さんのこんな談話が載っていました。 『今、新しいテーマに取り組んでいます。「恐竜」「おなら」・・・。え?そんなものに「はじめて」があるのかって?それをこれから考えていこうと思っているのです』 そして間もなく「まんがどうして物語」に変わりました。 番組タイトル変更に伴いキャストは交代しましたが、構成もスタッフも基本的には変化なしです。 画期的だったのは終盤9回(18本)作られた「世界の不思議シリーズ」。どれもハイレベルで密度が高く、見終わった後しばらく身動きがとれないほどでした。 |
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●キャスト● | |||||||||||||||||||
お姉さん ロクベエの声 ナレーター |
松居 直美 豊田 やよい 榎さん (榎本 勝起) |
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●製作スタッフ● | |||||||||||||||||||
プロデューサー | 丹野 雄二 永井 憲二 井上 博(TBS) | ||||||||||||||||||
演奏 | ダックスフント | ||||||||||||||||||
制作担当 | 藤橋 豊 大塚 敏徳 平田 哲 伊藤 敏昭 小松垣一郎 (DAX) 田島 章雄 高室 広市 内山 誠 (童話舎) |
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監督 | 曽我 仁彦 野崎 貞夫 村石 ヒロチカ | ||||||||||||||||||
脚本(作家) | 首藤 剛志 戸田 博史 花園 由宇保 鷺山 京子 佐藤 茂 久保田 敬二 武上 純希 志村 多穂 杉原 恵 浜田 和信 五十嵐 ひろみ まるお けいこ 藤本 裕子 ひらた てつ 村石 ヒロチカ 柏倉 美穂 山田 美子 高木 凛 |
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演出・原画 | 鈴木 康彦 井坂 純子 又野 龍也 江沢 聖三 奏泉寺 博 野寺 三郎 加藤 政志 木村 一郎 まつざきはじめ 尾崎 正善 藤原 良二 日下部 光雄 小林 勝利 大西 清 大町 繁 |
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動画 | スタジオ JIN アートアニメスタジオ | ||||||||||||||||||
背景 | 久保陽彦 八村博也 南 しんご 絵人館 ほか |
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仕上げ | 福田 貴博 イージーワールドプロ アートアニメスタジオ |
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撮影 | 須田 昭栄 | ||||||||||||||||||
アニメーション撮影 | 笹原 純 加藤 章彦 吉野 秀樹 ほか | ||||||||||||||||||
編集 | 岡田 三知夫 倉持 清美 阿良木プロモーション | ||||||||||||||||||
選曲 | 白井 多美雄 | ||||||||||||||||||
録音 | TESS | ||||||||||||||||||
現像 | IMAGICA | ||||||||||||||||||
衣装協力 | 東急百貨店 (吉祥寺店) | ||||||||||||||||||
制作協力 | 童話舎 | ||||||||||||||||||
声の出演 | 玄田 哲章 難波 圭一 鈴木 清信 豊田 真治 高島 雅羅 佐藤 晴彦 前山 久和 野沢 那智 中村 秀利 菅谷 勇 横部 彰子 鉄砲塚 葉子 ほか 劇団薔薇座 |
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● 雑 記 ● | |||||||||||||||||||
◆番組パターン◆ | |||||||||||||||||||
★サブタイトルは、第一話を例にとると、『(お姉さん)「どうして怪獣と恐竜は似ているの?」 (ロクベエ)「これは恐竜のお話だよ』といったスタイル。画面には上段に長いタイトル、下段に短いタイトルがカッコ( )つきで書かれていました。 しかし、一年半後からは「はじめて物語」のように、『(お姉さん)「走って走って42,195キロ!」 (ロクベエ)「これはマラソンのお話だよ』という形になりました。 サブタイトルのBGMも新しくなりましたが、いつも同じもの1種類になってしまいました。 ★番組内のBGMはすべてまったく新しいものが作られました。 ★30分ものは作られませんでした。 ★OP、CM、前半、CM、後半、ED、視聴者はがき紹介、次回予告、CM、終わりの画面という順は終始貫かれました。 ★第40話から再放送が後半のみにしばしば入るようになりました。 一年半後からサブタイトルのスタイルが変わったのに伴い、再放送作品にも新しいサブタイトルがつけられました。 |
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◆お姉さん◆ | |||||||||||||||||||
★お姉さん役をどうしようかとスタッフの方々が検討していたとき、たまたまスタジオに松居直美ちゃんが遊びに来ていて、それじゃあ彼女にしようか、という感じで役が決まったそうです(永井憲二氏からお電話で伺いました)。 ★アニメキャラデザインは終始同じ服でした。 ★呪文の振りを考えたのは松居さん自身だったそうです。 |
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◆ロクベエ◆ | |||||||||||||||||||
★実写のロクベエのぬいぐるみは1種類のみだったようです。いつも緑のスカーフをつけていましたが、アニメになるとなぜかハダカでした。 | |||||||||||||||||||
◆榎さん◆ | |||||||||||||||||||
★「走って走って42,195キロ!(マラソン)」のはじめの実写パートで出演していました。 ★「甘さ求めてハネムーン・味覚」ではご自分の新婚時代のことにふれようとしましたがお姉さんとロクベエにしらけた態度をとられ、言葉を濁していました。(笑) |
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◆次回予告など◆ | |||||||||||||||||||
★お姉さんによる視聴者の絵の紹介は最初からありました。コーナー名はなく、「は〜い!今日の『まんがどうして物語』どうだった?今日の絵はね・・・」と言って絵を紹介し、「これからもみんなの絵、いっぱい待ってます。それから、どうしてかな?と思ったこともハガキで送ってくださいね」と加えていました。そして最後に「採用の方にはセル画をプレゼントします」と字幕が出ました。 ★次回予告はナレーターの榎さん。タイトルのみの簡素なものでした。前半は「『どうして・・・なの?』それと『どうして・・・なの?』みんなで見てね」だったのですが、後半は「はじめて物語」と同じスタイルになり、「そう、」「なんと、」が受け継がれました。 |
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◆各話アラカルト◆ | |||||||||||||||||||
★「帽子」にはなんとモグタンが登場し、ロクベエと議論を交わしました。 帽子をかぶる理由をロクベエが健康の面からしか言及しないのに対し、モグタンはファッションを目的とした歴史もあることを説明するためにやってきたのです。このときのモグタンはなんと、目の中に光が入っていてロクベエのようです。 |