OP・ED画像・1

(画像の順番は左から右です)

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第1期オープニング「どんな時でも・・・」
(昭和61年4月5日〜62年9月26日)

作詞:ありそのみ
作曲:いけたけし 編曲:寺田十三夫

歌:倉沢淳美
ナルタンのアップ。まばたき1回。 顔の中央から次の画像が円形に広がり・・・
タイトルロゴが現れる。ここでタイトルコール。 花畑の向こうからナルタンが飛んでくる。 お花畑の中央でお姉さんが上を見て手を振っている。 カメラの目線が下に降りてきてお姉さんがアップになる。
左上からナルタンの手、右下からお姉さんの手が伸びてきてしっかり握り合う。 花びらの形で次の画面が広がってくる。 浜辺の上空、ナルタンのしっぽにお姉さんがつかまって右から左へ飛んでいく。 顔のある太陽が昇ってくる。
ナルタンが左へ歩く。バックは神殿など古代遺跡の線画。 ナルタン転び、画面の外へ。あわてて走り、画面中央に追いつくとまた歩く。これをもう1回繰り返す。右のバックはローマのコロセウム。この次にはピラミッドなど。 南極の上空をふたりが右奥から左手前に飛行。それをペンギンの親子が見上げ・・・
驚いてひっくり返る。 ED変更後の同じ場面。 ナルタン元気よく右へ歩く。バックは自動車、ヘリコプター、飛行機の線画。 夜のビル街。カメラの目線が上空へ上がっていく。
徐々に空が明るくなる。 上空の虹にお姉さんとナルタンが腰かけている。 お姉さんとナルタンがアップになっていく。 お姉さん、首を傾け微笑む。


モグベエの思い入れ

★歌について★
  番組のテーマに関係ない内容なのが残念ですが、歌としてはすてきな歌で、ラブソングとしては私の中でベスト・1かもしれません。好きな相手を振り向かせようとか、恋のかけ引きなどとは一切関係ない、奥ゆかしくて純情な恋心。この歌が流れた当時は好きな人がいなかったのですが、そういう恋心は体験していたので充分感情移入できました。

 また、その頃このシリーズを好きな気持ちがどうしようもないほど膨れ上がり、まさに「恋愛」状態(笑)。この歌の歌詞が、番組に対する私の気持ちを歌っているようで気に入り、しばしば口ずさんでいました。「♪いつもそばに (ビデオを)置いておきたい (番組制作の)邪魔はしない 見ているだ・け・よ〜」などと替え歌しながら。
 相乗効果で、この歌があったから好きな気持ちが膨らんだこともあったかもしれません。

 実は、恥ずかしい話ですが、この歌をラブレターに添えたことが2回あります(爆)。1回目が8年後、2回目が12年後です。そのときは歌詞が自分の心情にピッタリだと思ったからなのですが、そうすることで相手に気持ちを受け取ってもらおうと考えた時点でズレが生じている気がしますね、今思うと。

 1995年放送の「ロミオの青い空」に、アンジェレッタという少女が登場します。心が清らかで優しく、ロミオに想いを寄せている(ように私には見える)のですが、この歌こそ彼女の気持ちにふさわしいと感じました。
 そこで「ロミオ」の同人イベントで上映してもらおうと、歌詞に合った場面を集め編集ビデオを作ったことがあります。「♪いつもそばに 置いてほしいの」でもたれかかり「♪じゃまはしない 見つめるだ・け・よ〜」のところで見つめ合う・・・など、けっこう良い出来だと自己満足に浸っております(笑)


★画像について
 冒頭がナルタンのアップで、シリーズの定番通り。

 前半はナルタンが飛行してきてお姉さんと手をつなぎ、お姉さんがナルタンのしっぽにつかまって飛んでいくという映像で、シリーズ中一番番組の内容に合っていると言えます。

 後半、ナルタンが転びながら歩いていくバックの絵も色々な場所に行くというイメージを表現しており、これもテーマの通りです。

 全体的には歌詞に関係ない映像なのですが、ふたり並んで虹に腰かけお姉さんが微笑む最後のシーンは歌詞に合っているようで何となく良い感じです。

 太陽に顔があったり、飛んでいくふたりを見てペンギンがひっくり返るなど、漫画チックな表現も微笑ましくて好きです。




第1期エンディング「優しくてもサヨナラ」
(昭和61年4月5日〜62年3月28日)

作詞:ありそのみ
作曲:いけたけし 編曲:寺田十三夫

歌:倉沢淳美


モグベエの思い入れ

★歌について
 明るいOPに比べ、あまりにも大人びた歌詞と曲調にビックリしました。今までEDは子ども番組っぽい歌が多かったですから。「心の中の楽園」も大人の雰囲気が漂う歌でしたが、この歌は傾向がまったく違います。

 「大人びている」と感じたのは、同じラブソングでも私が経験したことのない「恋の終わり」を歌っているからです。正直「どうして優しい相手と自分から別れようとするのだろう」と不思議でなりませんでした。でも、理解できないながらもその心情を想像し、切ない思いに浸っていました。メロディが秀越で心に「気分」が伝わってきたからかもしれません。
 ちなみに、歌の心が理解できたのは30代後半になってからです(笑)。


★画像について
 「なるほど物語」はテーマが幅広いのでED画像も「何でもあり」な感じで終始するのかと思いきや、途中から流れのある「コマ漫画」になったのには驚きました。こういうのをサイレント漫画というのでしょうか?セリフがなくても意味が通じる漫画です。

 番組本編の中で、ナルタンはお姉さんが太めであることをしばしばからかっており、それがオチに使われることも多かったのですが、この画像がまさにそれですね。

 淳美ちゃんは太めといっても充分標準体型。顔がふっくらしているだけなのですが、やせている人が多い芸能界の中ではぽっちゃりさんのイメージがあったのかもしれません。私は当時、一般人の中でも太めと言える体型だったので(今はもっと太いですが)、ナルタンがお姉さんをからかうと自分がからかわれているような気がして嬉しかったです。ナルタンの憎まれ口は親しいがゆえのじゃれつきだったので、淳美ちゃんと自分を重ねて喜んでいました。

 だからこのED画像は大好きで、はじめて作った同人誌(ミスター味っ子「はじめまして」)の裏表紙にパロディを載せてしまったほどです。




第2期エンディング「元気ですか?」
(昭和62年4月4日〜62年9月26日)

作詞:田口俊 作曲:和泉常寛 編曲:戸塚修 歌:倉沢淳美 

モグベエの思い入れ

★歌について
 「優しくてもサヨナラ」よりは明るく軽い歌詞と曲調ですが、「今でも好きです」という割には「心の片隅でいいの 覚えていてね ずっと」と、恋愛としては自然消滅で構わないような言い回しです。
 「恋愛としては」と書いたのは「いつか またどこかで 出遭えたなら きっと昔のように ねぇ 呼び捨てで呼んでね」と言っているからです。

 歌の心情は何となく想像できるのですが、レコードでフルバージョンを聴くともっとよく理解できます。好きな気持ちはまだあって、未練がないわけではないのですが、きっぱりとではなく自分の中でフェードアウトさせて「ひとりで歩き出せそうな私を遠くから見守っていて」と心でつぶやいているのです。今までのお付き合いを良い思い出とし、今後の糧(かて)にしようとしているあたり、とても共感できます。

 「おや」と思ったのが「呼び捨てで呼んでね」というフレーズです。デビュー曲「プロフィール」でも「心が近くなるから呼び捨てにして」と歌っているので、歌詞が彼女の意に沿わないものでなければ、淳美ちゃんはよほど呼び捨てにされるのがお好きのようです。
 私自身は逆で、名前を呼び捨てにされるのは大嫌いです。親に反抗したこともない稀有なほど従順な子どもでしたが、呼び方に関しては別。物心ついた頃から母にさえ呼び捨てを許さない、生意気なガキでした。唯一の例外は父親だったのですが、幼い頃に他界してしまいました。
 目上の人に姓を呼び捨てにされるのは平気なのですが・・・。


★画像について
 画像は第1期と同じものが使用されました。







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