まんがなるほど物語の部屋
●放映期間:昭和61(1986)年 4月5日 〜昭和63(1988)年 3月26日
サブタイトル | 全102回のサブタイトルです。1年分を1ページとしました。 スタッフ・視聴率も掲載。 |
主題歌 | オープニング・エンディングに使用された全5曲のレコード・CDを紹介します。 AKIさんの音楽解説も。 |
OP・ED画像 | オープニング、エンディングの画像を紹介します。 モグベエの思い入れも。 |
呪文とワープシーン | コマ送り映像でお楽しみください。 |
新番組予告 | 本放送当時のものです。 |
名珍場面 | 珍しいものを見つけ次第、アップします。 |
● 内 容 ● |
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「まんがどうして物語」終盤のころ「アニメージュ・4月号」に永井憲二プロデューサーのこんな談話が載っていました。 『好評のうちに放送をつづけてきました「まんがどうして物語」も今年3月で丸2年。4月からタイトルも新たに「まんがなるほど物語」としてスタートします。「はじめて」「どうして」からさらに一歩進めて“なるほど”を番組のテーマとして取り組んでいきます。あらゆるジャンルのあらゆる興味、疑問に取り組み、そして見終わったとき「なるほど、そうだったのか!」と納得できる番組となるでしょう。(後略)』 スタッフの狙い通り、内容は幅広いものになりました(各話アラカルト参照)が、もちろん構成もスタッフも基本的には変化なしです。 番組タイトル変更に伴いキャストは交代しましたが、ナルタンの声はモグタンと同じ津賀有子さんです(^_^)。 |
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●キャスト● | ||||||||||||||||||||||||||||||
お姉さん ナルタンの声 ナレーター |
倉沢 淳美 津賀 有子 野沢 那智 |
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●製作スタッフ● | ||||||||||||||||||||||||||||||
プロデューサー | 丹野 雄二 永井 憲二 井上 博(TBS) | |||||||||||||||||||||||||||||
演奏 | ダックスフント | |||||||||||||||||||||||||||||
制作担当 | 藤橋 豊 大塚 敏徳 平田 哲 小松垣一郎 吉田 典史 手島はるみ 高橋 誠喜 (DAX) 田島 章雄 高室 広市 内山 誠 (童話舎) |
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監督 | 曽我 仁彦 野崎 貞夫 村石 ヒロチカ | |||||||||||||||||||||||||||||
脚本(作家) | 首藤 剛志 戸田 博史 花園 由宇保 鷺山 京子 佐藤 茂 久保田 圭司 武上 純希 志村 多穂 杉原 恵 五十嵐 ひろみ ひらた てつ 村石 ヒロチカ 柏倉 美穂 高木 凛 笹本 祐一 小西川 博 大塚 敏徳 中 弘子 星川 泰子 |
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演出 | 鈴木 康彦 又野 龍也 日下部 光雄 奏泉寺 博 江沢 聖三 とみざわ かずお 野寺 三郎 藤原 良二 まつざきはじめ ほか |
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原画 | 井坂 純子 又野 龍也 じんぜんじ ひろし 加藤 政志 ほか |
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動画 | スタジオ JIN 西尾 雅弘 アニメ・エイト | |||||||||||||||||||||||||||||
仕上げ | イージーワールドプロ 三笠 修 上谷 秀夫 | |||||||||||||||||||||||||||||
背景 | 南 しんご 久保陽彦 八村博也 絵人館 ほか |
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撮影 | 須田 昭栄 池田 修康 | |||||||||||||||||||||||||||||
アニメーション撮影 | 笹原 純 吉野 秀樹 加藤 章彦 ほか | |||||||||||||||||||||||||||||
編集 | 岡田 三知夫 倉持 清美 阿良木プロモーション | |||||||||||||||||||||||||||||
選曲 | 白井 多美雄 | |||||||||||||||||||||||||||||
録音 | TESS | |||||||||||||||||||||||||||||
現像 | IMAGICA | |||||||||||||||||||||||||||||
衣装協力 | 東急百貨店 (吉祥寺店) | |||||||||||||||||||||||||||||
制作協力 | 童話舎 | |||||||||||||||||||||||||||||
声の出演 | 仲木 隆司 小島 敏彦 坂東 耕一郎 佳川 紘子 川口 圭子 須賀 由香里 高島 雅羅 平林 尚三 原 みつる 小島 敏彦 千田 礼子 ばんばみつのり 谷口 敦 榎本 壮一 橋本るり子 林 玉緒 ほか 演劇集団 目覚時計 |
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● 雑 記 ● | ||||||||||||||||||||||||||||||
◆番組パターン◆ | ||||||||||||||||||||||||||||||
★サブタイトルは、「まんがはじめて物語」と同じスタイル。第一話の後半を例にとると、『(お姉さん)「御用だ!サツマノカミタダノリ」 (ナルタン)「これは切符のお話だよ』といったスタイル。ただし第一話の前半は例外で、ナルタンは「これは日本の呼び方のお話だよ」でした。 サブタイトルのBGMも新しくなりましたが、いつも同じもの1種類になってしまいました。 ★番組内のBGMは新たに作られたものもありますが、「はじめて」や「どうして」の曲が併用されました。また、初期はユーモレスクなどクラシック音楽もよく使用されました。 ★30分ものは作られませんでした。 ★OP、CM、前半、CM、後半、ED、視聴者はがき紹介、次回予告、CM、終わりの画面という順は終始貫かれました。 ★第43話から再放送がしばしば入るようになりました。はじめは2話ペアで、第68話からは後半のみ再放送というスタイルでした。 |
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◆お姉さん◆ | ||||||||||||||||||||||||||||||
★お姉さん役の倉沢淳美ちゃんは小学生のころからこのシリーズのファンだったそうです。 ★大学生でボーイフレンドがいるという設定でした。 ★アニメキャラデザインは終始同じ服でした。 ★顔がぽっちゃりしているだけで充分標準体型なのですが、ナルタンにいつも太めだとからかわれていました。 ★松居直美ちゃんが「欽ドン!」なら淳美ちゃんは「欽どこ」出身。淳美ちゃんは4月生まれなので一歳近く年上ですがふたりは同学年です。 |
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◆ナルタン◆ | ||||||||||||||||||||||||||||||
★実写のナルタンのぬいぐるみは1種類のみだったようです。アクセサリーはつけてくれませんでした。 ★当時のアニメージュに載っていた話です。 ナルタンの声優を決めるのにカセットテープによるオーディションが行われたのですが、津賀有子さんは名を伏せて2種類のテープを送ってきました。ひとつはモグタンそのまんまの声。もうひとつは少し変えた声でした。そして選ばれたのは後者の方。 ナルタンの初期の声が何となくモグタンと違っておとなしかった(ように聞こえた)のはこういう経緯があったためかと思われます。回を重ねるにつれモグタンのようなはずんだ声になりましたが。私は津賀さんがシリーズに戻ってきてくれて嬉しかったですが、このエピソードを知って「そこまでしてナルタンの声をやりたかったのか」と感動してしまいました。 ★「下着」のお話で、下着というものを知らない昔の人に「じゃ、見せてあげようか」と言うお姉さんを見て「ムフ、ムフフフ・・・」と目をハートにしていました。モグタン・ロクベエに比べエッチなキャラクターのようです(笑)。 |
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◆野沢那智さん(ナレーター)◆ | ||||||||||||||||||||||||||||||
★視聴者のハガキコーナーは淳美お姉さんに任せていたし、本編の実写パートにも登場しなかったため番組ではお顔は分かりませんでした。 ★「花言葉」「体内旅行」にはなんとアニメキャラクターとなって登場。前者では色々な種類のバラの花言葉を紹介し、後者では小さくなったお姉さんとナルタンを飲み込み、身体の中を案内させました。 |
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◆次回予告など◆ | ||||||||||||||||||||||||||||||
★次回予告は15秒。タイトルのみの簡素なものでした。 ★セリフは「さあて、次回は、(長いタイトル)、そう、○○のお話、そして(長いタイトル)、なんと、△△のお話、次回、まんがなるほど物語、お楽しみに!」といったパターン。「はじめて物語」とほとんど同じですね(^_^)。 ★最初の数回は次回予告の前に「なるほどアニメ百科」と題し、番組の制作風景を順を追ってシリーズで紹介しました。アフレコ場面では津賀有子さんもお顔を出されました(^_^)。 ★その後は次回予告の前に視聴者からの絵を紹介していました。「ぼくの絵わたしの絵、お姉さんが選んだ今日の絵は・・・」という決まり文句から、淳美ちゃんがハガキを選んだことが分かります。また、コーナー名が番組で言われたのははじめてです。 |
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◆各話アラカルト◆ | ||||||||||||||||||||||||||||||
★「なるほど」だからこそテーマにできたのだなと思ったものをあげてみます。 ・季節もの・・・「夏を涼しくすごす法」「雪との闘い」 ・語源・・・「お茶」「見当違い」など ・実在した人物・・・「エジソン」「野口英世」などの偉人、「水戸黄門」「大岡越前」などTBSのドラマの主人公。 ・その他・・・「日本(の呼び方)」「西遊記」「体内旅行」など ★「エジソン」の、お姉さんが「今は街に出れば楽しいことがいっぱい。テレビとか・・・」と言っている場面で、テレビの中にいたのは何とモグタンです! |
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◆その他◆ | ||||||||||||||||||||||||||||||
★声の出演をしていた「劇団目覚時計」の主宰者はプロデューサーの丹野雄二氏の奥さんの稲垣美穂子さんです。 |
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